2021年11月26日
1台でリバウンド(リーブ)とUCI硬さ測定に対応
ハイブリット硬さ計『QH-7C』を販売開始
非破壊検査機器の販売を行うダコタ・ジャパン株式会社(本社:さいたま市、代表取締役:深澤 義知)は、新製品の硬さ計『QH-7C』の販売を12月8日に開始します。
リバウンド/UCI硬さ計『QH-7C』
QH-7Cは、UCI(超音波接触インピーダンス)に加えリバウンド(リーブ)での硬度測定にも対応したハイブリッド硬さ計です。
UCIとリバウンド(リーブ)のそれぞれの長所を利用し、様々な金属の硬さ測定が可能です。UCIは小物部品や硬化層や溶接部の熱影響部(HAZ)の硬度測定に、一方リバウンド(リーブ)は、表面状態が比較的粗く、結晶組織が大きい重量のある鋳造や鍛造部品の測定に適しています。
QH-7Cは測定範囲が広く、他社の装置では測定できない柔らかい金属の測定にも対応します。さらにハイエンドモデルとして、測定のばらつきが非常に小さく信頼性の高い測定が可能です。難易度が高く検査員による差が出やすいUCI硬さ測定も、サポート機能により初心者でも安心して使用することができます。
特徴
- UCIとリバウンド(リーブ)の2方式に対応したハイブリッド硬さ計
- 広い測定範囲 & 高精度
- 測定方向(角度)を自動で検出し補正(リバウンド)
- 難易度の高いUCI硬さ試験を、初心者でも安心して実施できるサポート機能(UCI)
- 最大・最小、標準偏差、範囲やグラフ表示など、豊富な表示機能
- 堅牢なボディー & 角度調整可能なスタンド
仕様
共通仕様
モデル | QH-7C |
表示 | 最大・最小、平均、範囲、標準偏差、グラフ表示 |
機能 | アラーム、バックライト、メニューロック機能 |
データロガー(データ保存件数) | 32,500件(8フォルダー) |
保存モード | 手動、自動 |
プローブコネクタ | Lemo 3ピン(インパクトデバイス)、 Lemo 00(UCIプローブ) |
外部インターフェース | マイクロUSB(PC接続、充電用)、RS-232C出力(オプション) |
寸法 | 165 × 65 × 105mm(W × H × L) |
重量 | 820g(バッテリー含む) |
動作温度範囲 | −10~50°C |
電源 | 内蔵バッテリー(充電式単三電池、1.2v Ni-MH)、約40時間動作 |
保証期間 | 3年(保証対象は本体のみ) |
付属品 | 本体、プローブ、プローブケーブル、USBケーブル、USBチャージャー、試験片 ソフトウェア、取扱説明書 |
UCI 仕様
測定方式 | UCI(超音波接触インピーダンス) |
対応プローブ | 10N(1kgf)、50N(5kgf) |
硬さスケール | HV、HB、HRB、HRC、HS、MPa |
分解能 | HV:1、HB:1、HRB:0.1、HRC:0.1、HS:0.1、MPa:1 |
測定範囲 | 100〜940 HV |
精度 | HV ±5% |
材質 | 鉄、アルミ、銅、真鍮 *鉄のみ校正値を登録済。アルミ・銅・真鍮の測定では、お客様ご自身で試験片を用いて事前に校正を実施する必要がある。 |
リバウンド(リーブ)仕様
対応プローブ | D、DC、DL、C、G、E |
硬さスケール | HL、HV、HB、HRA、HRB、HRC、HS、MPa |
分解能 | HL:1、HV:1、HB:1、HRB:0.1、HRC:0.1、HS:0.1、MPa:1 |
測定範囲 | 150〜990 HL |
精度 | HLD ±4(HLD 800) |
材質 | 鉄・鋳鉄、合金工具鋼、ステンレス、ねずみ鋳鉄、ダクタイル鋳鉄、真鍮、ブロンズ、伸銅品 |
お見積・お問い合わせ
会社概要
会社名 | : | ダコタ・ジャパン株式会社 |
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所在地 | : | <本社> 〒338-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合5丁目10番5号 <本製品を管轄している部門> 〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町4丁目150番1号 |
代表取締役 | : | 深澤 義知 |
事業内容 | : | 非破壊検査機器の販売および校正 |
サイトURL | : | https://www.dakotajapan.com |