2017年10月27日
UCI(超音波接触インピーダンス)式とリバウンド(リーブ)式に対応
ハイブリッド硬度計『T-UD3』を12月5日に販売開始
非破壊検査機器の販売を行うダコタ・ジャパン株式会社(本社:さいたま市、代表取締役:深澤 義知)は、新製品のハイブリッド硬度計(硬さ計)『T-UD3』の販売を12月5日に開始します。
ハイブリッド硬度計(硬さ計)『T-UD3』の概要
『T-UD3』は、ウクライナのNOVOTEST Ltd. が開発したハイブリッドタイプの硬度計(硬さ計)です。UCI(超音波接触インピーダンス)式での硬さ測定に加え、リバウンド(リーブ)式での硬度測定にも対応し、他社同等装置の1/2以下の圧倒的な低価格を実現しました。
UCI式とリバウンド式のそれぞれの長所を利用し、小型部品や狭面部、硬化層や溶接部の熱影響部(HAZ)から、表面状態が比較的粗く、結晶組織が大きい重量のある部品まで様々な金属の硬さを正確に測定します。内部メモリには、測定データだけでなく、内蔵カメラで撮影した測定箇所の画像も同時に保存することができます。
特徴
- UCI(超音波接触インピーダンス)式に加えリバウンド(リーブ)式での硬度測定に対応
- 見やすいカラーLCDディスプレイ
- 搭載カメラで測定箇所の画像を保存
- PCソフトウェアが標準付属
- 圧倒的な低価格を実現
用途
UCI式:小型部品、大径ギアの歯底等の狭面部、硬化層や溶接部の熱影響部(HAZ)の硬度(硬さ)測定
リバウンド式:結晶組織が大きな材料や表面状態がやや粗い材料、鋳造・鍛造品の硬度測定
仕様
UCI(超音波接触インピーダンス)式測定
測定方式 | UCI(超音波接触インピーダンス)式 |
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対応プローブ | 10N(1kgf)、50N(5kgf)、98N(10kgf) |
硬さスケール | HRC、HV、HB、HRB、HS、MPa |
測定範囲 | HRC:20~70、HV:230~940、HB:90~650、引張り強さ:MPa 370~1,740 |
測定精度 | HRC:±2、HV:±15、HB:±10 |
材質(プリセット) | スチール |
対応規格 | ASTM A1038 |
リバウンド(リーブ)式測定
測定方式 | リバウンド(リーブ)式 |
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対応プローブ | D、DC、DL、C、G |
硬さスケール | HRC、HV、HB、HRB、HL、MPa |
測定範囲 | HRC:20~70、HV:230~940、HB:90~650、引張り強さ:MPa 370~1,740 |
測定精度 | HLD:±20 |
材質(プリセット) | スチール、合金鋼、鋳鉄、ステンレス, アルミニウム、青銅、真鍮、銅 |
対応規格 | ASTM A956 |
本体
表示 | 最大・最小、平均、偏差、グラフ、ヒストグラム |
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ディスプレイ | 320×240ピクセル カラーLCDディスプレイ |
環境 | 温度:-20℃~40℃ 湿度:30%~80%R.H. |
電源 | DC4.5V(充電式単3電池×3本、約10時間動作) |
寸法 | 160×75×30mm |
本体重量 | 約0.3kg(プローブ除く) |
ストレージ(メモリー) | 3.8GB |
外部接続 | USB |
付属品 | 本体、UCIプローブ、リーブプローブ、試験片(HRC40)、キャリングケース、USBケーブル、チャージャー、 取扱説明書、校正証明書、保証書 |
お見積・お問い合わせ
会社概要
会社名 | : | ダコタ・ジャパン株式会社 |
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所在地 | : | <本社> 〒338-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合5丁目10番5号 <本製品を管轄している部門> 〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町4丁目150番1号 |
代表取締役 | : | 深澤 義知 |
事業内容 | : | 非破壊検査機器の販売および校正 |
サイトURL | : | https://www.dakotajapan.com |