簡易取扱説明書

事前の準備

手順1

ZX-3(上部コネクタ)と探触子(トランスデューサー)ケーブルを接続します。

差し込む

矢印

接続する

手順2

「電源/決定キー(↩)」を押し、電源を入れます。
※何も操作しないでいると、約5分で自動的に電源が切れます。

電源を入れる

矢印

起動

測定準備

プローブの選択(Vパス補正)

メニューキーを押します。
右下に「PROB」と表示されるまで、[+]キーか[-]キーを押します。

メニューキーを押す

矢印

+-キーを押す

「電源/決定キー(↩)」を押すと、「EDIT」が表示します。[+]キーか[-]キーで、3種類のプローブを選択します。
選択したら「電源/決定キー(↩)」を押し、確定します。

電源/決定キー、+-キーを押す

矢印

↩キーを押す

.187

.250

.500

零点調整

手順3

接触媒質(カプラント)を本体上部の零点調整用試験片に少量塗布します。
※接触媒質を塗布しないと測定ができません。

1滴たらす

矢印

接触触媒(カプラント)

手順4

接触媒質(カプラント)を塗布した零点調整用試験片にトランスデューサーを接触させます。
バーグラフが最大になっていることを確認し、「零点調整キー(PRB 0)」を押します。この状態が零点(基準)になります。
※零点調整によりゼロが表示されるわけではありません。表示される数値に意味はありません。

バーグラフ画最大になる様に、垂直に接触させる

矢印

「PRB 0」ボタンを押す

1点校正

測定物と同じ材質で厚さが既知のテストピースを準備します。
テストピースに接触媒質(カプラント)を少量塗布し、トランスデューサーを接触させます。

1滴たらす

矢印

テストピースの厚さに合わせる

ディスプレイ左上のバーグラフが多数表示されていて安定している事を確認し、[CAL]キーを押します。
[+]キーか[-]キーで(既知の)テストピースの厚さに合わせます。

バーグラフが最大になるように押す

矢印

テストピースの厚さに合わせる

「電源/決定キー(↩)」を押して厚さを確定します。
実際の音速が表示されます。「電源/決定キー(↩)」を押します。これで1点校正は終了です。

電源/決定キーを押す

矢印

電源/決定キーを押す(2回目)

2点校正

測定物と同じ材質で厚さが既知の試験片を準備します。
試験片に接触媒質(カプラント)を少量塗布し、プローブを接触させ、1点目(薄い方)の測定を行います。

1滴たらす

矢印

垂直に接触させる

ディスプレイ左上のバーグラフが多数表示されていて安定している事を確認し、[CAL]キーを押します。
[+]キーか[-]キーで(既知の)テストピースの厚さに合わせます。

バーグラフが最大になるように押す

矢印

テストピースの厚さに合わせる

[PRB 0]キーを押すと「1OF2」と表示された後、測定画面に戻ります。
これで1点目の校正が完了です。

押す

次に厚さの異なる2点目(厚い方)の試験片に接触媒質(カプラント)を少量塗布し、プローブを接触させ、2点目の測定を行います。

1滴たらす

矢印

垂直に接触させる

ディスプレイ左上のバーグラフが多数表示されていて安定している事を確認し、[CAL]キーを押します。
[+]キーか[-]キーで(既知の)テストピースの厚さに合わせます。

バーグラフが最大になるように押す

矢印

テストピースの厚さに合わせる

「電源/決定キー(↩)」を押して厚さを確定します。
実際の音速が表示されます。「電源/決定キー(↩)」を押すと、2点目の校正が終了します。

電源/決定キーを押す

矢印

電源/決定キーを押す(2回目)

音速直接入力

手順5

測定物や試験片に探触子(プローブ)を当てていない状態で、[CAL]キーを押します。
現在の音速が表示されます。

「VEL」ボタンを押す

矢印

現在の音速が表示される

手順6

[+]キーか[-]キーにて、取扱説明書巻末の音速一覧表を参考にし、測定する材料の音速を入力します。
入力後、「電源/決定キー(↩)」を押し、確定します。

材料の音速をボタンを押して入力

マテリアルリストからの音速選択

あらかじめ固定された8種類の材質情報と、ユーザーが設定できる音速2種類の合計10種類の材質(音速)を切り替えて使用することができます。
[+]キーか[-]キーで材質を選択し、電源/決定キー(↩)キーを押します。
ユーザー設定の材質を選択した場合は音速設定の画面となりますので、[+]キーか[-]キーで音速値を設定し、「電源/決定キー(↩)」を押します。

マテリアルリストからの音速選択

音速選択

測定

手順7

測定物に接触媒質(カプラント)を少量塗布します。

測定物に1滴たらす

矢印

少量塗布

手順8

バーグラフが最大になる様にトランスデューサーを接触させ、測定を行います。

垂直に接触させる

矢印

バーグラフが最大になる様に

その他の機能

表示単位

測定単位を切り替えます。メニューキーを押します。
右下に「UNIT」のメニュー項目が表示されるまで[+]キーか[-]キーを押します。

メニューキーを押す

矢印

+-キーを押す

電源/決定キー(↩)を押すとEDITが表示されます。
[+]キーか[-]キーで「MEtr」-ミリ「MM」または、「EnGL」-インチ「IN」を切り替えます。

電源/決定キーを押す

矢印

+-キーで切替

電源/決定キー(↩)を押すと確定され、測定画面に戻ります。

電源/決定キーを押す

バックライト

メニューキーを押します。
右下に「LITE」と表示されるまで、[+]キーか[-]キーを押します。

メニューキーを押す

矢印

+-キーを押す

「電源/決定キー(↩)」を押すと、「EDIT」が表示します。[+]キーか[-]キーで、「OFF/AUTO/ON/」が切り替わり、LCDディスプレイの明るさを調整することができます。「電源/決定キー(↩)」を押して確定します。

電源/決定キーを押す

矢印

明るさの選択

「OFF」以外の設定時は、続けて 明るさの選択に移ります。
[+]キーか[-]キーで設定を選択して、「電源/決定キー(↩)」を押します。

LOW

MED

HI

ゲインの調整

「VERY LOW / LOW / MED / HIGH / VERY HIGH」の5段階にゲインを切り替えることができます。
測定値が安定しない場合や誤った厚さが表示される場合に変更してください。

感度調整キーを押します。
[+]キーか[-]キーでお好みのゲインを設定します。設定したら電源/決定キー(↩)を押します。

感度調整キーを押す

矢印

+-キーを押す

ゲインの調整

選択したゲインが測定画面に表示されます。

選択したゲイン表示